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2011.07.03 Sunday
ペットロス
いつも、何かが、心の中がそわそわしている・・・
いつも何かを探している。 ペットロス? どっぷり悲しみに浸っている暇などない、というのが少し救いだけど。 心の深いところで、何かがまだ正常に戻っていないことに気づく。 集中してしなくてはいけないことが山積み・・・ 少しずつ、少しずつ自分と付き合いながらやっていこう。 父とレオン(生後2ヶ月頃) 2011.06.17 Friday
Good bye LEON・・・
レオンが死んだ。 6月14日19:15、いきなりすっと逝ってしまった。 13才と3ヶ月半。 6月7日、急変しもう自分で歩き回ることさえ難しくなってしまった。 それでも、用を足すときは歩き回り、場所を探した。 人でも、犬でも同じだと思った。 一番最後にぎりぎりの時でさえ残るのは、誇り、というか恥じらいの気持ちではないか。 用を足すことは、自分自身で、できたら人に見せずにすませたい、そう思っているように感じた。 もういいのよ、と子供用のおむつをあてがっていても、亡くなる前日までそれをレオンは貫こうとした。 歩き回る途中で、力尽きてばたっと倒れることがあっても、又起き上がろうとした。 急変したとき、入院させることは息子と話し合って止めた。 せめて、馴染んだ匂いの中で過ごさせてあげよう、そう思った。 レオンの最後が近づいたんだ、と思わざるを得なくなったとき、私は別のことを考えていた。 父が私にチャンスをくれたのだと。 父が亡くなった時、私は父を看取ることが出来なかった。 一番そばにいて欲しかったであろう時間を共有してあげられなかったことは、ずっと私を苦しめてきた。 悲しみが尾を引き、つらかった。 私が東京で人生をリセットし始めてから3年余り、レオンは父のそばで過ごしていた。 ようやく、レオンを引き取ることの出来る住まいを見つけ、レオンは私の元へ戻ってきた。 犬の短い一生の中で4年近くの時間は長かったろう。 そんな想いがいつも心の底にあった。 私が不在の間、レオンは父のそばで父に癒しを与えてくれただろう。 大きな代役を引き受けてくれたのだ。 父を看取れなかった苦しみと悲しみを、父がレオンを通してやり直すチャンスをくれたのだと私は感じていた。 凝縮のその一週間を私は忘れることが出来ないだろう。 私のベッドの上で、私の目の前で、レオンは苦しみの一週間を私のために生き、父のそばへすっと行ってしまった。 グッドバイ レオン。 愛してる、いつも。 2010.07.14 Wednesday
久しぶりのブログ
ホントに久しぶりにブログを書く。
少し、頁を振り返ってみてみたら、おしまいのところに、アクセサリーとして、我が家の犬、レオンを登場させていた。 このしばらくの間に、レオンは危篤になったり、持ち直したり。 6月の終わりには、獣医さんに‘この夏は越せないかも'と言われた。 でも、もしかしたら奇跡が起こっているのか!と錯覚するほど、日増しに今は元気になってきている。 食事をしていると匂いに反応するようになり、おねだりする。 以前は叱っていたものだけど、今は、‘まあ、おねだりできるようになったの?ありがとう、よかったね'と言ってしまう。 躾の一貫性など今はもうどうでも良い。 もう少しがんばって欲しい。 今年に入って、自分も少し調子を崩した。 レオンもじいさんになったけど、私も婆さんになってきたということか。 ペットは飼い主よりも早く老いていくのが切ない。 レオンにはとりわけ負い目のようなものがある。 12年前、レオンが我が家に来たとき、手のひらの上でぷるぷると震えているような小さな生後2ヶ月の赤ちゃんだった。 でも、ぷるぷる、というのはペットショップで抱き上げたときのこと。 その時レオンは私を母と認識したのだと思う。 家に着くや、ギャングのように家を走り回り、いたずらしまくり・・・ 毎日事件を起こしてくれた。 それが、当時の我が家の重い空気を破ってくれて救われた。(当時、事業のことで薄氷を踏むような日々だった) ある時期、レオンを父の元に預けて郷里を離れることになった。 それは4年近くに及び、ようやく手元に引き取れる住まいを見つけた。 犬の一生の中で4年は長かろう。 勝手だけど、だからもう少しレオン孝行をさせて欲しい。 今も、私の足下に場所を移してむにゃむにゃ。 ‘わかってるよ'とでも言っているのかな。
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