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料理と器と
昨日、会食しながらの打合せ。
場所は、銀座の道場六三郎さんのお店で。 


坂田甚内さんの作品展の打合せだけど、道場さんのお店は先生の作品を器として使っているからそこで、となったわけ。


甚内さんの作品は、およそ日常性とはかけ離れた強さがあるから、どういう風に使われているのかが興味があった。
一言で言えばタフ。


一番初めに出てきたのがこの蓋物。

内側に金箔を貼った黒陶のふたもの。
五種の前菜。
上左から時計回りに、海老サフラン巻、茶豆飯蒸、チーズ西京、安肝大根、茄子唐人焼。


一口頂いて、道場さんの料理、セクシーだと感じた。


この蓋物、たいそうな存在感でどういう風に使うのかな、といつも思っていたけど。
出てきたときは静かな火山のよう。
蓋を持ち上げるとあっと驚く。


そうか、こうきましたか。


 

これはお刺身。甚内さんのガラス鉢、赤と青に氷がいっぱい。
三種のお刺身が品良く盛られて、よく見て欲しいのは、青い鉢には赤い紅葉、赤い鉢には緑の紅葉。
 ここの刺身が美味しいんだ、と甚内さんが仰るとおり、ほんとに美味しい。


道場さんの料理はもちろん鉄人の味。
けれども、私が凄いと思ったのは、料理の流れ。
緩急がにくい。


甚内さんが道場さんと会うもっと前から、彼の器を使ってらしたと聞く。


甚内さんの器を好んでと言っても、初めから全てが甚内作品で終始するわけでなく、すっきり青白磁の器があったり染め付けあったりで、リズムが絶妙。


セクシー、と感じたのは味ばかりでなく、ひとときの時間の盛り上げ方にも。
多分、この道場さん、お会いしたことはないけど、茶目っ気のある方だろう。
演出ぶりに、ようこそ、と驚かせる楽しさを知っている。

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