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2011.06.30 Thursday
母のこと
昨日だったか、朝の連続ドラマ「おひさま」を見ていたら、終戦の日だった。
ヒロインが終戦を実感するのが夜、どの家にも灯りが灯っているということ。 母を思い出した。 母は明治末年、大正元年生まれの人。 いつもおかしいくらいに、家中を灯りを付けて煌々としているのが好きだった。 人のいない部屋、廊下、とにかく家中を。 もったいないじゃない、といっても止めなかった。 ある日、ぽろっと言った。 あの、戦中のしのぶように、ひっそりと灯りをつけなければいけなかったのを思い出すから、と。 明るく開けっぴろげ、誰をも受け入れ包み込む、そんな人にとって、明かりをともすのさえひっそりと、声をもひそめ、という日々は耐え難かったのだろう。 今、この時代、省エネ、省エネと気をつけているが、母がいたらどうしただろうか。 きっと、絶対、全ての灯りをLEDに替えてでも明るくしたに違いない、と私は確信する。 そして言ったと思う、「いい時代だねえ、LEDというものがあって」と。 レオン、お母さん代わりにビール吞んでるよ。
コメント
戦時中は中国にいたので、日本の空襲時代を知りませんが、本当に命からがら、裸で引き揚げてきた日本は、何て暗いのだろうと思いましたよ。
知識吸収し盛りのぼくは、電圧を下げたホタル電灯のもとで、布団の中で本に鼻がくっつくようにして読書をしました。当然の結果で、近視になりました。 いまでも、暗いのは嫌。はやく自家発電で、簡単に家の明かりぐらい供給できるよえになるといいですね。
| t.adachi | 2011/06/30 10:02 PM |
コメントありがとうございます。
戦時中のことは生まれてなかったので知りませんが、極限を生きた世代に育てられたので、少しおかしいと思うことが時々ありました。 乳製品への絶大なる信頼感(?)とか。 戦後すぐ生まれた兄が、母乳が出なくてがりがりだったときに、親切な牛乳屋さんが届けてくれる牛乳でみるみる大きく健康に育ったとかで、なんだか我が家はミルクやバターをたくさん使う家でした。 おかしいでしょう? 自家発電はいいですね。それが普通の家庭の設備になれば。
| 田中美知代 | 2011/06/30 11:13 PM |
なんだかお互い大分前に逝ってしまった母の事を、今生きていたらこんな事言ったかしら〜
とか、喜んだわね!なんて思いますね〜 これが心の中に生きているという事でしょうか?? レオンもず〜〜〜〜と忘れないわよ! 私達はレオンの事を、レオンもお母さん、お兄ちゃんの事、初恋のひなこちゃんの事をね!!
| ひにゃんこ | 2011/07/01 12:57 AM |
ひにゃんこさん
コメントありがとうございます。 何十年たっても、母も心の中で生きてるのね。 もう、私より若い年齢のままで。 レオンは、初恋のひにゃんこさんを想っていると思いますよ。
| 田中美知代 | 2011/07/01 4:28 AM |
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